企画展「樋口一葉の〈小説のつくり方〉」
会期:令和7年3月15日(土)~5月18日(日)
一葉が原稿料で家族の生活を支えようと考え、小説を書きはじめたのは19歳のころでした。しかし、高等教育も受けていない年若い女性が小説を書き、世に発表するのは生易しいことではありませんでした。一葉は、それまでに身につけた教養を駆使し、繰り返し書いては直して文章を紡ぎ出し、作品を世に出すために自ら人脈を築き、広げます。
本展では、作品の素材となったさまざまな書籍や歌塾「萩の舎」での学び、未定稿に見られる執筆の苦労、小説の師半井桃水や萩の舎の姉弟子田邊花圃等作品発表を支えた人脈など、一葉の小説がどのように生まれ、世に出たかを紹介いたします。
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※展示替えのため、会期前後の下記の期間、休館いたします。
・3月10日(月)~14日(金)
・5月19日(月)~23日(金)