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樋口一葉の次兄・虎之助は、陶芸家である成瀬誠志師に弟子入りし、薩摩陶器の絵付師になるための修行をしました。その虎之助をモデルに書き上げた一葉の小説「うもれ木」は、当時の一流雑誌「都の花」に掲載され、一葉が小説家として本格的なデビューを果たす記念すべき作品となりました。本展では、一葉が遺した22編の小説の中で唯一芸術をテーマとする「うもれ木」を通して、一葉の美意識や芸術観についてご紹介します。また、期間中、田邊哲人コレクションより成瀬誠志の作品を特別展示いたします。樋口一葉が描いた芸術の世界をどうぞご堪能ください。 |
会 期 | 平成28年4月26日(火)~6月26日(日) |
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会 場 | 台東区立一葉記念館 展示室3 |
開館時間 | 午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで) |
休館日 |
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日) (大型連休中も開館します) |
入館料 |
個人/大人 300円、小中高生 100円 団体/大人 200円、小中高生 50円 (※団体は20名以上) (※障害者手帳および特定疾患医療受給者証をお持ちの方とその介助者の方は無料です。) (※毎週土曜日は、台東区内在住・在学の小・中学生とその引率者の入館料が無料です。) |
主 催 |
公益財団法人 台東区芸術文化財団 台東区立一葉記念館 |

◆主な展示資料

1. 虎之助 作 一葉愛用の薩摩七宝の紅入れ
2. 薩摩七宝の一輪挿し
3. 薩摩七宝金襴の一輪挿し一対
2. 薩摩七宝の一輪挿し
3. 薩摩七宝金襴の一輪挿し一対
◆同時開催イベント(※会場はいずれも、一葉記念館)
【5月】第2回 ギャラリーコンサート | |
◆ 上野学園大学生によるミニコンサートをお楽しみください。 | |
出演 | 上野学園大学音楽学部学生 |
日時 |
平成28年5月21日(土) ①午後1:30~ ②午後2:30〜 (各回30分程度) |
定員 | 40名(先着順) |
参加費 | 無料(別途入館料が必要) |
【6月】くずし字解読講座「くずし字で読む「源氏物語」の世界」 | |
◆ 一葉が親しんだ「源氏物語」の世界を、くずし字を通して学びましょう。 | |
講師 | 上野 英子氏(実践女子大学文学部教授) |
日時 |
平成28年6月4日、11日、18日、25日 (全4回、毎週土曜日) 午後1:30~(2時間程度) |
定員 | 30名(抽選) |
参加費 | 4,000円(※資料代込 ※当選後に事前払込 ※初回のみ別途入館料が必要) |
申込締切日 | 平成28年5月17日(火)(消印有効) |
【6月】第3回 文化カレッジ「『書く女』としての樋口一葉」 | |
◆ 樋口一葉の半生を舞台化した演劇『書く女』の作・演出の永井愛氏が「書く女」としての一葉を語ります。 | |
講師 |
永井 愛氏(劇作家・演出家・二兎社主宰)、 近藤 裕子氏(東京女子大学准教授) |
日時 |
平成28年6月3日(金) 午後1:30~(1時間30分程度) |
定員 | 60名(抽選) |
参加費 | 1,000円(※当日支払 ※別途入館料が必要) |
申込締切日 | 平成28年5月20日(金)(消印有効) |
◆応募方法
往復はがき往信用裏面に 1.希望するイベント名 2.住所 3.氏名(フリガナ) 4.年齢 5.電話番号 返信用表面に 住所 氏名 をご記入の上、各申込締切日までに一葉記念館「イベント名」係宛で郵送してください。応募はお一人様各イベントにつき1通に限らせていただきます。複数名の記入のあるもの、往復はがきでないものは無効となります。 |
◆会場案内図
〒110−0012 東京都台東区竜泉3-18-4/Tel 03-3873-0004 Fax 03-3873-5942 | |
地下鉄:日比谷線 | 三ノ輪駅徒歩10分 |
都バス(都08) | 日暮里駅・錦糸町駅より竜泉下車徒歩3分 |
北めぐりん | ⑮一葉記念館入口下車徒歩2分 |
ぐるーりめぐりん | ⑤一葉記念館下車徒歩5分 |
つくばエクスプレス | 浅草駅 徒歩15分 |