館内のご案内

下町風俗資料館は令和5年4月から休館しています。

リニューアルオープンは

令和7年(2025)3月を予定しています。

《1階展示フロア》

1階展示フロアイメージ
1階展示フロアマップ
 ときは大正時代。いまだ古き良き江戸の風情をとどめる東京・下町の街並みを再現しています。通りに面した大店(おおだな)は、花緒の製造卸問屋です。「出桁(だしげた)造」といわれる当時の商家の典型的な建物には作業場と帳場があります。狭い路地に囲まれた裏店(うらだな)の長屋では、薄壁一枚に仕切られた隣同士、井戸も共同で使いました。 ここの住人は「駄菓子屋」を営む母娘と「銅壷(どうこ)屋」の職人一家。 中は小さな一間ですが、さまざまな調度品や生活道具があります。これらはすべて実際に使われていたものです。 商家・長屋には、どうぞ上がってご覧ください。ちゃぶ台や長火鉢の前に座り、ゆったりと時を刻む柱時計の音に耳をかたむければ、四季折々の下町の風情と暮らしを体感できるはずです。
長屋の住人たちの暮らしの場~路地と駄菓子屋の店先
長屋の住人たちの暮らしの場~路地と駄菓子屋の店先
通りに面した商家。店の前には人力車と大八車が
通りに面した商家。店の前には人力車と大八車が
商家の帳場と作業場。
商家の帳場と作業場。
井戸端は長屋のおかみさんたちの社交場
井戸端は長屋のおかみさんたちの社交場
長屋の座敷。
長屋の座敷。
銅壺屋
銅壺屋は職人一家の住まいです。 銅壺は火鉢に置く湯沸かし器のこと

《2階展示フロア》

2階展示フロアイメージ
2階展示フロアマップ
 各コーナーに分けて台東区を中心とした下町地域にゆかりの資料、生活道具や玩具、さらに季節やそれに応じた年中行事に関連するものなど、さまざまな資料を展示しています。 人びとの生活は、時代とともに大きく変化してきました。街並みにしても生活道具にしても、その変化とともに忘れ去られたもの、消え去ったもの、姿形を変えたものなどさまざまです。 ここに展示した資料は、それほど遠くない昔の下町とそこに暮らす人びとのようすを、そのまま今に伝えるものです。
玩具コーナー
玩具コーナー。手にとって遊んでみてください
銭湯の番台

銭湯の番台。台東区内の銭湯で使われていたものです。実際に座れます


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