台東区立書道博物館インフォメーション |
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中村不折が建てた明治時代のお蔵が、 書道博物館の庭園に復原されました! |
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【偶然の発見!】 |
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平成23年7月、根岸地区の歴史を研究している根岸子規会の会長・奥村雅夫さんが、道路拡張工事で姿を消してしまう街並みの記録を残そうと付近を撮影していた時、偶然に発見しました。 |
【いつごろ、どこに建てられたお蔵なの?】 |
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明治32年(1899)12月、34歳の中村不折が、下谷区中根岸町31番地(現・台東区根岸3丁目12番地)に居を構えると、敷地内にこのお蔵を建てました。 |
【なぜ、中村不折のお蔵だとわかったの?】 |
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不折が建てたお蔵の写真が残っていました(図1、2参照)。その写真とお蔵とを見比べたところ、完全に一致したので、不折のお蔵に間違いないと確認できました。 |
【お蔵には、何を収蔵していたの?】 |
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道路拡張工事により、花岡さんのご自宅は取り壊される運命にありましたが、このお蔵は、中村不折の大切なコレクションを守り続けた、いわば書道博物館の原点となる記念建造物です。そこで、このお蔵を書道博物館の敷地内に移築して保存することにしたのです。 |
【書道博物館にある、明治・大正・昭和・平成とは?】 |
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このお蔵が書道博物館に復原されたことで、敷地内には各時代の建造物がそろい、 明治のお蔵、大正のお蔵、昭和の本館、平成の中村不折記念館が、庭園を囲むような形で配置されています。 |
【図1】 コレクションを手に持ち
お蔵の前に立つ中村不折
【図2】 お蔵の入口に座り
大切な資料を眺める中村不折