顔真卿と唐時代の書 ―顔真卿没後1230年―【終了しました】

台東区立書道博物館特別展
顔真卿と唐時代の書 ―顔真卿没後1230年― 展示一覧
平成27年 12月1日(火)～平成28年 1月31日(日) 会期中、展示替えがあります。
前期：平成27年12月1日(火)～12月27日(日) 後期：平成28年　1月5日(火)～　1月31日(日)

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中村不折記念館

【1F第1展示フロア－】
大型展示ケース
★唐の四大家　―欧陽詢・虞世南・褚遂良・顔真卿―
全期間展示／平成27年12月1日(火)～平成28年1月31日(日)

番号	作品名	作者	成立年代	所蔵機関
1	皇甫誕碑	欧陽詢(557～641)筆	唐・貞観期(627～641)	台東区立書道博物館
2	孔子廟堂碑―陝西本―	虞世南(558～638)筆	唐・貞観2～4年 (628～630)	台東区立書道博物館
3	雁塔聖教序	褚遂良(596～658)筆	唐・永徽4年(653)	台東区立書道博物館
4	千福寺多宝塔碑	顔真卿(709～785)筆	唐・天宝11載(752)	台東区立書道博物館
5	臧懐恪碑	顔真卿　筆	唐・大暦3～5年 (768～770)頃	台東区立書道博物館
6	裴将軍詩	顔真卿　筆	唐(8世紀)	台東区立書道博物館
7	臨顔真卿裴将軍詩軸	中村不折(1866～1943)筆	大正7年(1918)	台東区立書道博物館

展示ケース
★隋から唐へ
全期間展示／平成27年12月1日(火)～平成28年1月31日(日)

番号	作品名	作者	成立年代	所蔵機関
8	龍蔵寺碑		隋・開皇6年(586)	台東区立書道博物館
9	賀若誼碑		隋・開皇16年(596)	台東区立書道博物館
10	龍山公墓誌銘		隋・開皇20年(600)	台東区立書道博物館
11	真草千字文―関中本―	智永(陳～隋・6世紀頃)筆	隋(7世紀)	台東区立書道博物館
12	集王聖教序	王羲之(303?～361?)筆	唐・咸亨3年(672)	台東区立書道博物館
13	興福寺断碑	王羲之　筆	唐・開元9年(721)	台東区立書道博物館

前期展示／平成27年12月1日(火)～平成27年12月27日(日)

番号	作品名	作者	成立年代	所蔵機関
14	蘇慈墓誌銘		隋・仁寿3年(603)	台東区立書道博物館

後期展示／平成28年1月5日(火)～平成28年1月31日(日)

番号	作品名	作者	成立年代	所蔵機関
15	美人董氏墓誌銘		隋・開皇17年(597)	台東区立書道博物館

【2F　第2展示フロア－】
大型展示ケース
★初唐の三大家
全期間展示／平成27年12月1日(火)～平成28年1月31日(日)

番号	作品名	作者	成立年代	所蔵機関
16	九成宮醴泉銘	欧陽詢　筆	唐・貞観6年(632)	台東区立書道博物館

前期展示／平成27年12月1日(火)～平成27年12月27日(日)

番号	作品名	作者	成立年代	所蔵機関
17	九成宮醴泉銘―天下第一本―	欧陽詢　筆	唐・貞観6年(632)	三井記念美術館
18	化度寺碑―慶暦本―	欧陽詢　筆	唐・貞観5年(631)	三井記念美術館

後期展示／平成28年1月5日(火)～平成28年1月31日(日)

番号	作品名	作者	成立年代	所蔵機関
19	破邪論序(唐人真書六種所収)	虞世南　筆	唐(7世紀)	三井記念美術館
20	房玄齢碑	褚遂良　筆	唐・永徽3年(652)頃	台東区立書道博物館

★皇帝の王羲之・王献之崇拝
全期間展示／平成27年12月1日(火)～平成28年1月31日(日)

番号	作品名	作者	成立年代	所蔵機関
21	十七帖―欠十七行本―	王羲之　筆	東晋(4世紀)	台東区立書道博物館
22	地黄湯帖	王献之(344～388)筆	東晋(4世紀)	台東区立書道博物館
23	晋祠銘	唐太宗(598～649)筆	唐・貞観20年(646)	台東区立書道博物館
24	温泉銘(筠清館帖所収)	唐太宗　筆	唐・貞観22年(648)	台東区立書道博物館
25	万年宮銘	唐高宗(628～683)筆	唐・永徽5年(654)	台東区立書道博物館
26	大唐紀功頌	唐高宗　筆	唐・顕慶4年(659)	台東区立書道博物館
27	昇仙太子碑	則天武后(624～705)筆	唐・聖暦2年(699)	台東区立書道博物館
28	慶唐観紀聖銘	唐玄宗(685～762)筆	唐・開元17年(729)	台東区立書道博物館

★盛唐書法の展開
全期間展示／平成27年12月1日(火)～平成28年1月31日(日)

番号	作品名	作者	成立年代	所蔵機関
29	書譜―天津本―	孫過庭(唐・7世紀)筆	唐・垂拱3年(687)	台東区立書道博物館

前期展示／平成27年12月1日(火)～平成27年12月27日(日)

番号	作品名	作者	成立年代	所蔵機関
30	阿毘曇毘婆沙巻第六十及序		唐・龍朔2年(662)	台東区立書道博物館
31	道因法師碑	欧陽通(?～691)筆	唐・龍朔3年(663)	台東区立書道博物館
32	尺牘巻	法蔵(賢首国師／643～712)筆	唐・如意元年(692)	台東区立書道博物館
33	則天武后時写経残巻		唐(8世紀)	台東区立書道博物館
34	麓山寺碑	李邕(678～747)筆	唐・開元18年(730)	台東区立書道博物館

前期展示／平成27年12月1日(火)～平成27年12月27日(日)

番号	作品名	作者	成立年代	所蔵機関
35	集王聖教序 ―李春湖本―	王羲之　筆	唐・咸亨3年(672)	三井記念美術館
36	祝綝碑		唐・神龍元年(705)	三井記念美術館
37	涅槃経碑	薛稷(649～713)筆	唐(7～8世紀)	台東区立書道博物館
38	善才寺碑	魏栖梧(唐・8世紀頃)筆	唐・開元13年(725)	三井記念美術館
39	李思訓碑	李邕　筆	唐・開元27年(739)以後	台東区立書道博物館
40	段行琛碑	張増(唐・8世紀頃)筆	唐・大暦14年(779)	三井記念美術館

★盛唐書法の展開
全期間展示／平成27年12月1日(火)～平成28年1月31日(日)

番号	作品名	作者	成立年代	所蔵機関
41	大智禅師碑	史惟則(唐・8世紀頃)筆	唐・開元24年(736)	台東区立書道博物館
42	三墳記	李陽冰(唐・8世紀頃)筆	唐・大暦2年(767)	台東区立書道博物館
43	自叙帖―水鏡堂本―	懐素(725?～785?)筆	唐・大暦12年(777)	台東区立書道博物館

後期展示　／　平成28年1月5日(火)～平成28年1月31日(日)

番号	作品名	作者	成立年代	所蔵機関
44	肚痛帖	張旭(唐・8世紀頃)筆	唐(8世紀)	台東区立書道博物館

【2F　特別展示室】
★唐時代の肉筆
前期展示／平成27年12月1日(火)～平成27年12月27日(日)

番号	作品名	成立年代	所蔵機関
45	妙法蓮華経巻第三残巻	唐・上元2年(675)	京都国立博物館
46	国宝世説新書巻第六残巻―豪爽―	唐(7世紀)	東京国立博物館
47	重文玉篇巻第九残巻	唐(7～8世紀)	京都国立博物館
48	重文荘子天運篇第十四	唐(8世紀頃)	台東区立書道博物館

後期展示　／　平成28年1月5日(火)～平成28年1月31日(日)

番号	作品名	成立年代	所蔵機関
49	国宝世説新書巻第六残巻―規箴・捷悟―	唐(7世紀)	京都国立博物館
50	大般涅槃経巻第四	唐(7世紀)	京都国立博物館
51	金剛般若波羅蜜経残巻	唐(7世紀)	三井記念美術館
52	重文荘子知北遊篇第二十二	唐(8世紀頃)	台東区立書道博物館

【2F　中村不折記念室】
★顔真卿　―1230年の栄光―
全期間展示／平成27年12月1日(火)～平成28年1月31日(日)

番号	作品名	作者	成立年代	所蔵機関
53	東方朔画賛碑	顔真卿　筆	唐・天宝13載(754)	三井記念美術館
54	謁金天王神祠題記	顔真卿　筆	唐・乾元元年(758)	台東区立書道博物館
55	祭姪文稿(余清斎帖所収)	顔真卿　筆	唐・乾元元年(758)	台東区立書道博物館
56	放生池碑(忠義堂帖所収)	顔真卿　筆	唐・上元元年(760)	台東区立書道博物館
57	鮮于氏離堆記	顔真卿　筆	唐・宝応元年(762)	台東区立書道博物館
58	郭氏家廟碑	顔真卿　筆	唐・広徳2年(764)	台東区立書道博物館
59	争坐位稿	顔真卿　筆	唐・広徳2年(764)	台東区立書道博物館
60	麻姑仙壇記―小字本―	顔真卿　筆	唐・大暦6年(771)	台東区立書道博物館
61	麻姑仙壇記―大字本―	顔真卿　筆	唐・大暦6年(771)	台東区立書道博物館
62	八関斎会報徳記	顔真卿　筆	唐・大暦7年(772)	台東区立書道博物館
63	元結碑	顔真卿　筆	唐・大暦8年(773)頃	台東区立書道博物館
64	竹山連句(秋碧堂帖所収)	顔真卿　筆	唐・大暦9年(774)	台東区立書道博物館
65	干禄字書	顔真卿　筆	唐・大暦9年(774)	台東区立書道博物館
66	顔勤礼碑	顔真卿　筆	唐・大暦14年(779)	台東区立書道博物館
67	顔氏家廟碑	顔真卿　筆	唐・建中元年(780)	台東区立書道博物館

前期展示／平成27年12月1日(火)～平成27年12月27日(日)

番号	作品名	作者	成立年代	所蔵機関
68	麻姑仙壇記―小字本― (唐人真書六種所収)	顔真卿　筆	唐・大暦6年(771)	三井記念美術館
69	与蔡明遠帖(忠義堂帖所収)	顔真卿　筆	唐・大暦7年(772)頃	台東区立書道博物館
70	送劉太沖序(忠義堂帖所収)	顔真卿　筆	唐・大暦7年(772)頃	台東区立書道博物館
71	聖母帖	懐素　筆	唐・貞元9年(793)	台東区立書道博物館
72	神仙起居法巻	楊凝式(873～954)筆	五代十国(後漢)・乾祐元年(948)	台東区立書道博物館

後期展示／平成28年1月5日(火)～平成28年1月31日(日)

番号	作品名	作者	成立年代	所蔵機関
73	麻姑仙壇記―中字本― (忠義堂帖所収)	顔真卿　筆	唐・大暦6年(771)	台東区立書道博物館
74	馬璘新廟碑	顔真卿　筆	唐・大暦14年(779)	台東区立書道博物館
75	自書告身帖	顔真卿　筆	唐・建中元年(780)	台東区立書道博物館
76	不空和尚碑	徐浩(703～782)筆	唐・建中2年(781)	台東区立書道博物館
77	玄秘塔碑	柳公権(778～865)筆	五代十国(後漢)・乾祐元年(948)	唐・会昌元年(841)

ギャラリートーク

顔真卿と唐時代の書

日時	平成27年12月8日(火)(1)11：00～平成27年12月20日(日)(2)10：00～(3)13：30～平成28年1月24日(日)(4)10：00～(5)13：30～ (上記(1)～(5)のいずれかを選択してください)
定員	会場が手狭なため、事前申込制で各回20名(希望者多数の場合は抽選)
申込方法	往復はがきの「往信用裏面」に、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、電話番号、年齢、希望日時を、「返信用表面」に郵便番号、住所、氏名を明記して下記までお申込下さい。はがき1通につき1名の申込となります。聴講無料。ただし当日の観覧料は必要です。
申込先	〒110-0003　台東区根岸2-10-4 台東区立書道博物館　「ギャラリートーク」係
締切	(1)平成27年11月27日(金)　必着 (2)(3)平成27年12月9日(火)　必着 (4)(5)平成28年1月13日(水)　必着

ワークショップ

美しい楷書に挑戦！

場所	台東区立書道博物館　新館(中村不折記念館)2階　会議室
日時	平成27年12月20日(日) 平成28年1月24日(日) 上記の開館時間中随時行っていますが、16：15までに会議室にお入りください。
注意	当日の観覧料のほか、参加費100円(材料費)が必要です。

連携講演会

顔真卿と唐時代の書　ものがたり

東京国立博物館企画課長　　　富田淳
台東区立書道博物館主任研究員　　鍋島稲子

日時	平成28年1月16日(土)13：30～15：00
場所	東京国立博物館　平成館大講堂
定員	380名(当日先着順) ※事前申込不要、聴講無料。ただし当日の観覧料が必要です。

書道博物館本館(東京都指定史跡)

書道博物館本館(第1･3･4･5展示室)では、玉器・陶器・瓦当・石碑・墓誌銘・仏像・甲骨文・青銅器・璽印など、日本および中国書法史上特に重要な金石類に見られる文字資料を常設展示しています。ここでは主な展示作品をご紹介します。

【第1展示室　1F】
★石碑・墓表・仏像など、大型の作品に見られる文字資料を展示しています。

石　碑	題額・本文・台座をそなえる石。この様式でないものを刻石あるいは碣と呼ぶ。　隆命刻石(前漢／前3～1世紀) 　冢土断碑(後漢・光和年間／178～183)
石　経	儒教の経典を刻んだ石。　三体石経(第三石)(三国(魏)・正始年間／240～248) 　三体石経(第五石)(三国(魏)・正始年間／240～248)
造像碑	仏像を彫刻した石碑。　高洛周等造像碑　(北魏・正始元年／504) 　功起君等造像碑　(東魏・武定3年／545)
墓　表	埋葬した墳墓の目印として地表に建てた石。　呂憲墓表　(五胡十六国(後秦)・弘始4年／402)
仏　像	故人の供養や来世の安穏などを祈願して作られた。第1展示室の仏像は大型のもの。　三尊仏石像(北魏・武泰元年／528) 　阿弥陀仏坐像(唐・景雲2年／711)

【第3展示室　1F】
★漢～唐時代の建築資材や、墳墓の副葬品などに見られる文字資料を展示しています。

玉　器	古代中国において特に尊ばれた宝石。装飾品や印などが作られ、儀式などに用いられた。　璧(殷／前16～？前11世紀) 　琀(漢／前3～3世紀)鎮圭　琬圭、玉戚、玦、玉魚(以上周(前12(前11?)～前3世紀)
陶　文	陶器の破片に見られる文字を陶文という。印が押されたものや、刻まれた文字が見られる。
俑	土製の人形や馬、牛車などの模型。死後の世界で実体化し、死者を助けると信じられた。　牛車(漢／前3～3世紀) 　婦人立像(唐／7～10世紀) 　馬の塑像(唐／7～10世紀)など
仏　像	第3展示室の仏像は、死者と共に墳墓に埋葬されたため、小型に制作されている。　菩薩半跏像(東魏・武定2年／544) 七仏像(隋・義寧元年／617)など
鮑綦造塔記 (北魏・太平真君3年／442)	北魏時代最古の石刻資料。現存するのは台座のみ。
牌	札や遊戯などに用いられた。一字ずつ文字が刻まれている。これは明時代のもの。
塼	レンガに相当する。装飾的な文字や文様、画像などを施して建造物や墳墓の壁面などを飾った。　急就章塼(後漢)･･･子供の文字学習用に作られた文章『急就章』の冒頭が見られる貴重な資料。　永元塼(後漢・永元6年／94) 　永寧塼(後漢・永寧元年／120)など
瓦当文	建物の屋根の軒先にある筒瓦の先端部分。ここに縁起の良い語句や紋様が装飾的に施されている。　饕餮文瓦当　(春秋戦国) 　瓦当「万歳冢当」(後漢) 　瓦当「長楽未央」(後漢)など
熹平石経残石 (漢・熹平年間／172～178)	儒教の経典を刻んだ石碑の作例としては最古。
墓　誌	故人の役職や業績などを刻み、棺とともに墓中に埋めた石・塼。　司馬昇墓誌銘(東魏・天平2年／535) 　劉浩墓誌銘(唐)など

【第4展示室　2F】
★古代中国で制作された青銅器に見られる文字資料などを展示しています。

青銅器

青銅で作られた古代中国の祭器。形によって名称は異なる。これらに見られる文字を金文という。

鼎…煮炊き用の器。
盤…水を受ける器。
壷…酒や水を入れる器。

?…穀物を盛る器。
尊…酒を温めて注ぐ器。

鐘…楽器。
卣…酒を入れる器。

武　器

実戦や祭祀で使用。
　【重要美術品】戈(秦／前3世紀頃)など

墓　券

墓地を購入した権利書。細長い鉛の金属板に刻んだものや、肉筆のものがある。
　延熹四年墓券(漢／前3～3世紀)
　光和元年墓券(漢／前3～3世紀)など

板　碑

死者の供養、追善などの目的で建てられた塔婆(石塔)の一つ。板状であることからこの名がある

【第5展示室　2F】
甲骨文、鏡鑑、陶瓶、璽印、文房具、日本の文字資料などを展示しています。

甲骨文	現存最古の漢字資料。殷時代後期に行われた、亀の腹甲や牛の肩胛骨を用いた占いの記録。
陶　瓶	土製の甕。漆による肉筆の文字が見られる。古代の日常的な文字の姿を示す重要な資料。　熹平元年十二月瓶(後漢・熹平元年／172) 　【重要美術品】永寿二年三月瓶 (後漢・永寿2年／156)など
鏡　鑑	【重要美術品】神獣鏡(三国(呉)・建興年間／252～253) 【重要美術品】獣首鏡(三国(魏)・甘露5年／260) など
璽　印	官印(役所用)と、私印(個人用)の印章。明時代からは印をほる篆刻芸術が盛んになる。
墨	文房四宝の一つ。煤と膠(動物性たんぱく質)を練って型入れし、乾燥させたもの。　古墨　李文奎製 (北宋・宣和年間／1119～1125) 　青紫墨　程君房製(明・天啓元年／1621)　など
硯	文房四宝の一つで、墨をする道具。陶製のものや、石製のものがある。　陶硯(漢／前3～3世紀) 　古温州石硯(唐／7～10世紀) 　蘭亭硯(宋／10～13世紀)など
経　筒	経巻を収納し、地中に埋めて供養するための容器。材質は銅、陶製などがある。
柄香爐	僧が手に持って献香するためのもの。
磬	上部二つの穴にひもを通して吊るし、打ち鳴らす仏具。鉄製や銅製が多い。
鰐　口	祈願のために鳴らす道具。鰐の口に似ているため、この名称がある。