台東区立書道博物館企画展 | ![]() |
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みんなが見たい優品展 パート14 中村不折コレクションから | |
休館前の 一ヶ月限り! 書道博物館の名品ずらり |
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平成30年3月16日(金) ~ 平成30年4月15日(日) | |
年に一度のリクエスト展。 今回は休館前の短期間スペシャル企画として、 書道博物館の名品を1ヶ月限定で特別公開いたします。 |
【 休館のお知らせ 】
この度、書道博物館は空調機器の更新および館内照明のLED化に伴う工事のため
下記の期間休館いたします。
平成30年4月16日~平成30年9月25日
ご迷惑をおかけいたしますが、施設保全のため、ご理解・ご協力をお願いいたします。
会期中のイベントのごあんない
サクラ・ギャラリートーク「書道博物館の名品」日時 |
平成30年3月25日(日) ①10:00~ 平成30年4月1日(日) ②10:00~ ③13:30~ |
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定員 |
会場が手狭なため、事前申込制で各回20名程度となります。 応募人数により、開始時間を調整させて頂く場合があります。ご了承下さい。 |
申込方法 | 往復はがきの「往信用裏面」に、郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・年齢・希望日時を、「返信用表面」に郵便番号・住所・氏名を明記して下記までお申込下さい。1通のはがきで1名・1回の申込となります。聴講無料。ただし当日の観覧料が必要です。 |
申込先 |
〒110-0003 台東区根岸2-10-4 台東区立書道博物館 ギャラリートーク係 |
締切 |
①平成30年3月19日(月) 必着 ②③平成30年3月26日(月) 必着 |
サンカしよう ワークショップ「ステキな字に挑戦!」
日時 |
平成30年4月1日(日) 上記の開館時間中随時行っていますが、16:15までに会議室にお入りください。 |
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注意 | 事前申込は不要ですが、当日の観覧料のほかに参加費100円(材料費)が必要です。 |
中村不折記念館
展示のご案内
【展示ケース】
①~⑤篆書の名品―漢字のはじまり―
1 | 甲骨文(第一期) | 殷(前13世紀頃) |
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2 | 甲骨文(第二期) | 殷(前12世紀頃) |
3 | 甲骨文(第三期) | 殷(前12世紀頃) |
4 | 甲骨文(第四期) | 殷(前12世紀頃) |
5 | 甲骨文(第五期) | 殷(前11世紀頃) |
6 | 大盂鼎銘 | 西周(前11世紀頃) |
7 | 大盂鼎銘 | 西周(前11世紀頃) |
8 | 小克鼎 | 西周(前9世紀) |
9 | 虢季子白盤銘 | 西周(前9~前8世紀) |
10 | 曽子よ簠 | 春秋・曽(前8~前5世紀) |
11 | 毛公鼎銘 | 西周(前9~前8世紀) |
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12 | 虢叔旅鐘銘 | 西周(前8世紀) |
13 | 石鼓文(明拓) | 戦国(前5~前4世紀頃) |
14 | 泰山刻石―二十九字本―(明拓) | 李斯(?~前208)筆/秦(前219) |
15 | 泰山刻石―十字本― | 李斯筆/秦(前219) |
⑥隷書の名品 ―不折書の源流―
16 | 揚量買山記 | 前漢・地節2年(前68) |
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17 | 開通褒斜道刻石(旧拓) | 後漢・永平9年(66) |
18 | 開通褒斜道刻石 | 後漢・永平9年(66) |
19 | 石門頌(旧拓) | 後漢・建和2年(148) |
20 | 乙瑛碑(旧拓) | 後漢・永興元年(153) |
21 | 礼器碑(旧拓) | 後漢・永寿2年(156) |
22 | 孔宙碑(北宋拓) | 後漢・延熹7年(164) |
23 | 孔宙碑(南宋拓) | 後漢・延熹7年(164) |
24 | 西嶽華山廟碑-長垣本-(宋拓) | 後漢・延熹8年(165) |
25 | 史晨碑(宋拓) | 後漢・建寧2年(169) |
26 | 西狭頌(宋拓) | 後漢・建寧4年(171) |
27 | 熹平石経残石 | 後漢・熹平4年~光和6年(175~183) |
28 | 曹全碑(明拓) | 後漢・中平2年(185) |
29 | 張遷碑(明拓) | 後漢・中平3年(186) |
⑦敦煌・トルファン出土の名品 ―肉筆の魅力―
30 | 【重要文化財】 法句譬喩経巻第三残巻 | 前秦・甘露元年(359) |
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31 | 【重要文化財】 春秋左氏伝残巻 | 北朝(5世紀頃) |
32 | 【重要文化財】 荘子知北遊篇第二十二 | 唐(8世紀頃) |
33 | 【重要文化財】 捜神記 | 唐末~五代十国(10世紀) |
⑧王羲之の名品 ―歴代の皇帝に愛された書―
34 | 蘭亭序ー張金界奴本ー(秋碧堂帖所収) | 王羲之(303~361)筆/東晋・永和9年(353) |
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35 | 黄庭経(停雲館帖所収) | 王羲之筆/東晋・永和12年(356) |
36 | 十七帖ー停雲館刻本ー | 王羲之筆/東晋(4世紀) |
37 | 淳化閣帖ー夾雪本ー(宋拓) | 北宋・淳化3年(992) |
⑨隋・唐時代の名品
38 | 美人董氏墓誌銘(最旧拓) | 隋・開皇17年(597) |
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39 | 真草千字文(明拓) | 智永(陳~隋・6~7世紀頃)筆/隋(7世紀) |
40 | 九成宮醴泉銘(明拓) | 欧陽詢(557~641)筆/唐・貞観6年(632) |
41 | 草書詩巻 | 王鐸(1592~1652)筆/清・順治4年(1647) |
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42 | 行書五言聯 | 劉墉(1719~1804)筆/清(18~19世紀) |
43 | 隷書八言聯 | 鄧石如(1743~1805)筆/清(18世紀) |
44 | 行書七言聯 | 何紹基(1799~1873)筆/清(19世紀) |
45 | 山ノ上碑 | 飛鳥(681) |
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46 | 那須国造碑 | 飛鳥(700) |
47 | 多胡碑 | 奈良・和銅4年(711) |
48 | 金井沢碑 | 奈良・神亀3年(726) |
49 | 多賀城碑 | 奈良・天平宝字6年(762) |
50 | 「三古碑」スケッチ | 中村不折(1866~1943)筆/明治41年(1908) |
51 | 三古碑(『不折写景一所収』) | 中村不折筆/明治41年(1908) |
52 | 草書詩巻 | 荻生徂徠(1666~1728)筆/江戸(17~18世紀) |
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53 | 達磨図扇面 | 富岡鉄斎(1836~1924)筆/明治~大正(19~20世紀) |
書道博物館本館(東京都指定史跡)
書道博物館本館(第1・3・4・5展示室)では、玉器・陶器・瓦当・石碑・墓誌銘・仏像・甲骨文・青銅器・璽印など、日本および中国書法史上特に重要な金石類に見られる文字資料を常設展示しています。ここでは主な展示作品をご紹介します。
【第1展示室 1F 】石碑・墓表・仏像など、大型の作品に見られる文字資料を展示しています。
石 碑 |
題額・本文・台座をそなえる石。この様式でないものを刻石あるいは碣と呼ぶ。 隆命刻石(前漢/前3~1世紀) 冢土断碑(後漢・光和年間/178~183) |
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石 経 |
儒教の経典を刻んだ石。 三体石経(第三石)(三国(魏)・正始年間/240~248) 三体石経(第五石)(三国(魏)・正始年間/240~248) |
造像碑 |
仏像を彫刻した石碑。 高洛周等造像碑(北魏・正始元年/504) 功起君等造像碑(東魏・武定3年/545) |
墓 表 |
埋葬した墳墓の目印として地表に建てた石。 呂憲墓表(五胡十六国(後秦)・弘始4年/402) |
仏 像 |
故人の供養や来世の安穏などを祈願して作られた。第1展示室の仏像は大型のもの。 三尊仏石像(北魏・武泰元年/528) 阿弥陀仏坐像(唐・景雲2年/711) |
【第3展示室 1F】漢~唐時代の建築資材や、墳墓の副葬品などに見られる文字資料を展示しています。
玉 器 |
古代中国において特に尊ばれた宝石。装飾品や印などが作られ、儀式などに用いられた。 璧(殷/前16~?前11世紀) 琀(漢/前3~3世紀) 鎮圭 琬圭 玉戚 玦 玉魚(以上 周(前12(前11?)~前3世紀) |
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陶 文 | 陶器の破片に見られる文字を陶文という。印が押されたものや、刻まれた文字が見られる。 |
俑 |
土製の人形や馬、牛車などの模型。死後の世界で実体化し、死者を助けると信じられた。 牛車(漢/前3~3世紀) 婦人立像(唐/7~10世紀) 馬の塑像(唐/7~10世紀) など |
仏 像 |
第3展示室の仏像は、死者と共に墳墓に埋葬されたため、小型に制作されている。 菩薩半跏像(東魏・武定2年/544) 七仏像(隋・義寧元年/617) など |
鮑綦造塔記 |
(北魏・太平真君3年/442) 北魏時代最古の石刻資料。現存するのは台座のみ。 |
牌 | 札や遊戯などに用いられた。一字ずつ文字が刻まれている。これは明時代のもの。 |
塼 |
レンガに相当する。装飾的な文字や文様、画像などを施して建造物や墳墓の壁面などを飾った。 急就章塼(後漢)子供の文字学習用に作られた文章『急就章』の冒頭が見られる貴重な資料。 永元塼(後漢・永元6年/94) 永寧塼(後漢・永寧元年/120) など |
瓦当文 |
建物の屋根の軒先にある筒瓦の先端部分。ここに縁起の良い語句や紋様が装飾的に施されている。 饕餮文瓦当(春秋戦国) 瓦当「万歳冢当」(後漢) 瓦当「長楽未央」(後漢) など |
熹平石経残石 |
(漢・熹平年間/172~178) 儒教の経典を刻んだ石碑の作例としては最古。 |
墓 誌 |
故人の役職や業績などを刻み、棺とともに墓中に埋めた石・塼。 司馬昇墓誌銘(東魏・天平2年/535) 劉浩墓誌銘(唐) など |
【第4展示室 2F】古代中国で制作された青銅器に見られる文字資料などを展示しています。
青銅器 |
青銅で作られた古代中国の祭器。形によって名称は異なる。これらに見られる文字を金文という。
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武 器 |
実戦や祭祀で使用。 【重要美術品】戈(秦/前3世紀頃) など |
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墓 券 |
墓地を購入した権利書。細長い鉛の金属板に刻んだものや、肉筆のものがある。 延熹四年墓券(漢/前3~3世紀) 光和元年墓券(漢/前3~3世紀) など |
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板 碑 | 死者の供養、追善などの目的で建てられた塔婆(石塔)の一つ。板状であることからこの名がある。 |
【第5展示室 2F】甲骨文、鏡鑑、陶瓶、璽印、文房具、日本の文字資料などを展示しています。
甲骨文 | 現存最古の漢字資料。殷時代後期に行われた、亀の腹甲や牛の肩胛骨を用いた占いの記録。 |
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陶 瓶 |
土製の甕。漆による肉筆の文字が見られる。古代の日常的な文字の姿を示す重要な資料。 熹平元年十二月瓶(後漢・熹平元年/172) 【重要美術品】永寿二年三月瓶(後漢・永寿2年/1569) など |
鏡 鑑 |
鏡として、そして祭祀にも使用された。表面の装飾や文字に時代ごとの特徴がみられる。 【重要美術品】神獣鏡(三国(呉)・建興年間/252~253) 【重要美術品】獣首鏡(三国(魏)・甘露5年/260) など |
璽 印 | 官印(役所用)と、私印(個人用)の印章。明時代からは印をほる篆刻芸術が盛んになる。 |
墨 |
文房四宝の一つ。煤と膠(動物性たんぱく質)を練って型入れし、乾燥させたもの。 古墨 李文奎製(北宋・宣和年間/1119~1125) 青紫墨 程君房製(明・天啓元年/1621) など |
硯 |
文房四宝の一つで、墨をする道具。陶製のものや、石製のものがある。 陶硯(漢/前3~3世紀) 古温州石硯(唐/7~10世紀) 蘭亭硯(宋/10~13世紀) など |
経 筒 | 経巻を収納し、地中に埋めて供養するための容器。材質は銅、陶製などがある。 |
柄香爐 | 僧が手に持って献香するためのもの。 |
磬 | 上部二つの穴にひもを通して吊るし、打ち鳴らす仏具。鉄製や銅製が多い。 |
鰐 口 | 祈願のために鳴らす道具。鰐の口に似ているため、この名称がある。 |