生誕180年記念 呉昌碩の世界-その魅力と受容- | ||
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2024年1月4日(木)~2024年3月17日(日) 前期(Ⅰ):1月4日(木)~1月21日(日) 前期(Ⅱ):1月23日(火)~2月12日(月・休) 後期:2月14日(水)~3月17日(日) |
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清時代の末期から中華民国の初期にかけて、詩・書・画・印に妙腕をふるった呉昌碩(1844~1927)は、清朝の掉尾を飾る文人として知られています。 呉昌碩は、古代文字の研究に励み、中でも「石鼓文」は晩年まで臨書し続けました。古拙な味わいを内包した呉昌碩の作風は多くの人々を魅了し、後年、呉昌碩は上海芸苑の中心人物となりました。また、日本の文化人や芸術家との交流も深く、日本に現存する呉昌碩の作品や手紙などから、その一端を窺うことができます。 2024年は、呉昌碩の生誕180年にあたります。このたび21回目となる東京国立博物館と台東区立書道博物館の連携企画では、呉昌碩生誕180年記念事業として、台東区立朝倉彫塑館、兵庫県立美術館と時期を合わせて「呉昌碩の世界」を繰り広げます。さらに、ふくやま書道美術館においても、呉昌碩をテーマとした展示を行います。 在世中から現代にいたるまで、内外において高い評価を博した呉昌碩作品の魅力と、かたちを超えた呉昌碩オーラを、日本の東西で存分にご堪能ください。 |